目次

種類

ブライダルリング

婚約指輪と結婚指輪の両方を指しております。

婚約指輪(エンゲージリング・エンゲージメントリング)

「結婚してください」とプロポーズする時に、男性から女性へ心を込めて贈る指輪のことです。
エンゲージメントとは英語で“約束”“婚約”“誓い”を意味しております。
大きなダイヤモンドが真ん中にセッティングされた指輪が一般的になっており、特別な時にも普段からも婚約指輪を結婚指輪と重ねて着けているのが主流になっております。

結婚指輪(マリッジリング)

結婚のしるしとして男性と女性がお互いの左の薬指に着ける指輪のことです。
ウェディングリング(Wedding Ring)・ウェディングバンド(Wedding Band)とも呼ばれております。

“結婚式に指輪を交換しあい、愛を誓いあう”

婚約指輪と重ねて着ける場合は、はじめに結婚指輪を着けてその上から婚約指輪を着けます。
婚約指輪で「愛の証」(結婚指輪)をロックしておくと言われております。

エタニティリング

エタニティは英語で「永遠」を意味し、途切れることなくダイヤモンドがリング一周セッティングされている指輪のことです。フルエタニティリングとも呼ばれております。
ダイヤモンドが半周セッティングされたものは、ハーフエタニティリングと呼ばれております。
普段着けもしやすいため、婚約指輪としても記念日に贈る指輪としても選ばれております。

製法

鋳造(キャスト)製法

金属を高温で溶かしリングの型に流し込み、冷却して型から外して成形する製法になります。
チョコレートを溶かして型に流し込むイメージです。
デザイン性が高く、繊細なデザインのリングに向いている製法です。

鍛造製法

金属には叩いたり伸ばしたりといった圧力をかけることにより硬くなる性質があります。
その性質を活かし金属に圧力をかけ、鍛えて成形する製法になります。
日本刀を作る時と同じ製法です。
金属の密度も高くなり、滑らかな着け心地と抜群の強度を誇ります。(鋳造製法よりも高い強度になります。)

形状

甲丸リング

リングの表面が丸くカーブしている指輪のことです。
断面がかまぼこのような形をしている一番ベーシックな指輪となります。

平打ちリング

リングの表面が平らな指輪のことです。
甲丸リングよりシャープな印象になります。

平甲丸リング

甲丸リングの丸みと平打ちリングの平らな形を併せ持った指輪です。
丸みを抑えたい方におススメです。

内甲丸リング

指に当たるリングの内側部分が丸みを帯びている指輪のことです。
指への抵抗が少なく、吸いつくようなフィット感です。

基本ライン

ストレート

一直線の最もシンプルな指輪のことです。
王道の形から、飽きの来ないデザインになっております。
他の指輪とも合わせやすく、指輪に慣れていない方も着けやすいのが特徴です。

S字

ゆるやかな曲線を描いている指輪のことです。
Sを横に寝かせたような形(ライン)をしています。
指の流れに沿っているので、指を細くキレイに見せてくれるのが特徴です。

V字

シャープな印象でVの形をしている指輪のことです。
Vのラインもシャープな形から緩やかなカーブの形と様々になっております。
縦のラインを強調し、指を長く見せてくれるのが特徴です。

テクスチャー

指輪の表面にアレンジを加えたり、質感を加工することです。

鏡面(ポリッシュ)仕上げ

表面を鏡のようにピカピカに磨き、仕上げることです。
素材本来の輝きを最も美しく表現しています。

ヘアライン仕上げ

表面を一方向に絹のような細いラインの溝を付け、つやを消した加工になります。

マット(ホーニング)仕上げ

表面に砂状の細かな凹凸を付け、つやを消した加工になります。

ミルグレイン(ミル打ち)

小さな丸い粒を連なるように装飾したアンティークによく使われる技法となっております。
ミルとは“千”という意味で永遠や子宝などの想いが込められています。
グレインとは“小さな麦の粒”という意味で豊かな未来への願いも込められています。

槌目(つちめ)

表面を全体的に槌(hammer,ハンマー)で叩いて、模様を付けて仕上げることです。
叩いた強さで槌目模様が変化し、光を乱反射させてくれます。

彫り(彫金)

表面を先端の尖った特殊な工具(タガネ)と金づちで一つ一つ彫りを入れていきます。
主にハワイアンジュエリーに多く、熟練の彫り師にしかできない繊細で温かみのある仕上がりになります。

ダイヤモンド

ダイヤモンド(Diamond)は、「モース硬度10」の地球上で一番硬い鉱物であり、一生輝き続ける宝石になります。
おふたりの永遠の愛の象徴として“何よりも硬く、輝き続ける”。
ダイヤモンドがブライダルで最も好まれる理由です。

ダイヤモンド 4C

ダイヤモンドは鑑定機関により、国際基準の品質の高さを示す4つのCによって表されます。

Color カラー

DからZまで23段階に分かれており、Dカラーが無色透明とされZに行くにつれて黄色味を帯びてきます。
D・E・FがColorless(無色)とされており、ブライダルでは人気となっております。

Clarity クラリティ

ダイヤモンドの透明度を表しております。10倍に拡大し、内包物(インクルージョン)の有無や傷の大きさや位置・数によって11段階に分かれています。
全く無傷のものをFL(フローレス)とし、VVSクラス(内包物の発見が非常に困難)、VSクラス(内包物の発見がやや困難)、SIクラス(内包物の発見が比較的容易)、Iクラス(内包物の発見が肉眼で容易)となっております。
肉眼ではSIクラス以上のものであれば、内包物等の発見が困難になります。

Carat カラット

宝石の重さの単位であるカラットは、1カラット=0.2グラム。この単位が大きくなるほど表面積が大きくなり、より美しく華やかな輝きを放ちます。

Cut カット

4つのCの中で唯一、人の手が加わるところになっており、ダイヤモンドの輝きに大きく影響します。
最も強い輝きを放つラウンドブリリアントカット(58面体)にのみ評価される形(プロポーション)や対称性(シンメトリー)、仕上げの状態を表します。最高のEXCELLENTからVERY GOOD、GOOD、POORと5段階です。
美しい輝きにはカットが優れている最高品質のEXCELLENTが良いと言われています。最高の対称性(シンメトリー)の証明として特別な照明条件下でダイヤモンドを観察すると、綺麗な8つのハートと矢の模様が確認できます。 これはハートアンドキューピッド(H&C)と呼ばれています。

ダイヤモンド鑑定書について

ダイヤモンドには、品質評価の国際基準である4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)を証明する鑑定書を付属しています。ダイヤモンドの真偽、品質を知る方法として鑑定書や鑑別書がもっとも有効かつ重要になります。 鑑定書は、G.I.A(米国宝石学会)考案の品質評価国際基準である4Cで作成されます。 鑑定書には4Cを基準に、ダイヤモンド写真、重量、サイズなどやプロポーションの詳細な測定・検査結果が記載されます。 JKPlanetでは、G.I.A(米国宝石学会)、CGL(中央宝石研究所)、DGL(ダイヤモンドグレーディングラボラトリー)いずれかで発行した鑑定書付ダイヤモンドをご準備しております。※『フォーエバーマーク』『ロイヤル・アッシャー・ダイヤモンド』、『ラザール ダイヤモンド』他一部ブランドにつきましては、ブランド発行の鑑定書となります。

素材

プラチナ(Pt950/Pt900/Pt999)

プラチナ(Platinum)は、和名・白金と言われ、天然の白い輝きを放っています。
とても希少性が高く、金の30分の1程度しか産出することができません。
また、汗や高温などに強く変色・変質しないことから“永遠”の証として多く好まれています。ブライダルリングでは純度の高いPt950やPt900が一般的です。一部Pt999製の取り扱いもございます。

金・ゴールド(K18)

ゴールド(Gold)は黄金色に輝き古代から現代にまで長い間、愛されてきました。
太陽の光の様な華やかな色をしている事から、幸福を運んでくれると言われています。
金は錆びることなく、日常の生活において変色することはありません。
展性・延性に優れているため、加工しやすく様々なカラーを楽しめます。

K24・K18・K14の違い

“K”とは金の純度を表しています。
数字の部分は純金と他の金属(銀・銅・パラジウムなど)の配合率を表しています。

  • K24…純金(純度99.9%)
  • K18…純度75%
  • K14…純度 58.3%

その配合量により色味や強度が変わってきます。

なぜK18(18金)が結婚指輪に選ばれることが多いのか?

純金(K24)は柔らかく、傷がつきやすく型崩れしやすいため、他の金属を混ぜることにより強度を保っています。
18金(K18)より14金(K14)は他の金属が多く含まれているため耐久性は強くなりますが、金の含んでる率が低いため変色を起こしやすいです。
アレルギー持ちの方は、この他の金属に反応しやすいため、高い硬度や輝きを保ちつつ、変色しないK18は結婚指輪にふさわしいとされています。

カラーバリエーション

イエローゴールド(YG)
美しく黄色に輝く、華やかな色味です。
高級感のある色合いは、根強い人気があります。
ピンクゴールド(PG)
優しい、温かみのあるピンクの色味です。
主張しすぎない、肌なじみがよい雰囲気が人気です。
ホワイトゴールド(WG)
アンティーク感のある色味です。
色味はプラチナに近く、ワントーン落ち着いたものになっております。
シャンパンゴールド(CHG)
シャンパンのような淡いイエローの上品な色味です。
肌なじみもよく、柔らかな印象を与えてくれます。
ハニーイエローゴールド(HYG)
はちみつの色を表現した色味です。
透明感のあるイエローは、甘く指を包んでくれます。
HYG®はバンビジュエリー株式会社の商標です。

パラジウム(PD)

パラジウム・パラジューム(palladium)は、希少性の高いレアメタルと呼ばれる一つです。
プラチナと同様の白金族に属しており、基本的に変色することはありません。
自然の状態で純度が高く、光沢のある白い輝きを放ちます。
重さはプラチナのおよそ半分で、気軽に着けれるのが特徴です。
加工するのが難しく、成熟した技術によって指輪になります。近年パラジウムのマテリアル価格高騰により、JKPLANETでは取り扱いしておりません。

銀・シルバー(SV)

シルバー(Silver)は汗や皮脂などの硫黄成分と反応して、黒く変色してしまいます。
このため、JKPLANETでは取り扱いしておりません。

コンビネーションリング(コンビリング)とは?

プラチナとゴールドといった2種類の素材(マテリアル)を組み合わせて作る指輪のことです。
1本でプラチナとゴールドの両方の良さを併せ持っています。
シンプルながら個性を出したい方や普段のアクセサリーと合わせたい方にもお勧めです。

誕生石 バースデーストーン

誕生石(Birthstone)とは1月から12月それぞれの月に、ちなんだ宝石です。
自分の生まれた月の誕生石は“守護石”とも呼ばれ、指輪の内側に秘めて入れることで自分をそして相手を守ってくれます。

【1月】ガーネット 石言葉:真実・忠実
“実りの象徴”と言われ、変わらぬ愛情と深い絆をもたらすとされております。
【2月】アメシスト 石言葉:誠実・心の平和
真実の愛を守り抜くパワーを与えてくれ、身を守るおまもりとされております。
【3月】アクアマリン 石言葉:勇敢・聡明
“天使の石”といわれ幸せな喜び、勇気を運んでくれます。
【4月】ダイヤモンド 石言葉:清浄無垢・純愛
最も硬い宝石のため強いパワーを与えてくれ、“永遠の絆”を意味します。
【5月】エメラルド 石言葉:幸福・健康
“愛の石”と言われており、愛を育むパワーを与えてくれます。
【6月】ムーンストーン 石言葉:知性・純粋な愛 / パール 石言葉:長寿・富
ムーンストーンは神秘的な月のような輝きが、心を豊かにしてくれます。パールは貝から生み出されたエネルギーはヒーリング効果があるとされております。
【7月】ルビー 石言葉:情熱・仁愛
“勝利の石”と言われており、不滅の炎が宿っているパワーを持っています。
【8月】ペリドット 石言葉:幸福・和合
明るいパワーが希望へと導いて、前向きになれるとされております。
【9月】サファイア 石言葉:尊敬・慈愛
目標を達成する助けとなってくれ、知恵・愛をもたらすとされております。
【10月】ピンクトルマリン 石言葉:思いやり・無邪気
“恋愛の石”と言われており、愛情がより深まるように導いてくれます。
【11月】ブルートパーズ 石言葉:知性・希望 / シトリン 石言葉:金運・友情
ブルートパーズは集中力を高めてくれ、成功へと導いてくれるとされております。シトリンは“幸運の石”と言われ、繁栄や富を運んでくれるとされております。
【12月】タンザナイト 石言葉:高貴・冷静 / ターコイズ(トルコ石) 石言葉:成功・安全
タンザナイトは“神秘の石”と言われ、冷静沈着に物事を捉えるとされております。ターコイズは“天の神が宿る石”と言われ、危険から守ってくれるとされております。

刻印 名入れ

指輪の内側には記念日やお二人のお名前、メッセージなどを無料でお入れします。

ブランドによって書体(ゴシック体・明朝体・筆記体)がお選びいただけます。
Disneyシリーズは、ブランドオリジナル刻印、シンデレラ、美女と野獣、ラプンツェル、ミッキーの絵文字等が無料でお入れできます。

刻印例
2023.02.17 A & H
Feb.17.2023 A to H
A 0217 H

Something Blue サムシングブルー

ヨーロッパに古くからある花嫁が幸せになる4つのおまじない“Something Four サムシングフォー”のひとつです。
なにかひとつ青いものを身に着けておくと、ずっと清らかな気持ちを持ち続けていられます。
指輪の内側にブルーサファイアやブルーダイヤモンドをセッティングすると良いとされています。
その他には、

“Something Old”なにかひとつ古いもの
祖先から幸せを受け継ぐ
“Something New”なにかひとつ新しいもの
新しい人生を踏み出します
“Something Borrow”なにかひとつ借りたもの
親しい人から幸せをお裾分け